土佐っ子は練り製品好き
水産資源に恵まれる高知は、鰹節、干物、ねり製品など水産加工業が盛んです。なかでも、かまぼこや竹輪などの練り製品は高知県人が好んで食しています。
高知県産品やECサイト情報をご紹介！！
高知県産品やECサイト情報をご紹介！！
水産資源に恵まれる高知は、鰹節、干物、ねり製品など水産加工業が盛んです。なかでも、かまぼこや竹輪などの練り製品は高知県人が好んで食しています。
かまぼこは全国津々浦々にありますが、使用する魚や料理法などにより、その風味や食感は異なってきます。古くから水産業で栄えてきた高知は、たくさんの老舗が伝統の味を守っています。その特徴の一つが、近海で採れた魚を使ったかまぼこ。現在では輸入の冷凍魚を使う業者も少なくないなか、県内では新鮮な生魚を使い、熟練の技により土佐かまぼこを造る業者が数多くあります。老舗がしのぎを削り昇華する土佐のかまぼこは、数々の受賞歴を誇り全国的にも高く評価されています。
2000年ものときを経て、土佐沖に沸きあがる室戸海洋深層水。清浄性や富栄養性に優れ、神秘の水と言われます。高知県内にあるいくつかの練り製品には、室戸海洋深層水仕込みの商品も数多くあります。これを入れることにより独特の弾力感が生まれる他、ほのかな甘みを保つ奥深い味わいを作り出しています。
※室戸海洋深層水仕込みの商品にはマークがついています。
すり身を巻き簾で包み蒸して作られることから、この名前が付けられた「簀巻き（すまき）」。表面は波型のついた桃色で、中身は白色のめでたい配色。高知では子どものおやつや、お弁当の彩り、煮物、素麺の具などさまざまな料理の中で活躍しています。
かまぼこを切ると玉子がまるごと入った「大丸（だいまる）」は、土佐伝承料理「皿鉢料理」の彩りに欠かせないメニューで、高知の練り物製品の中でも、独特な存在感を示す練り物の王様的存在です。