獅子の頭に似ている獅子唐辛子
「ししとう=シシトウガラシ(獅子唐辛子)」はナス科のトウガラシの甘味種で、植物学的にはピーマンと同種です。ししとうの約半分は高知から出荷されており、全国一の生産量を誇ります。ハウス栽培される冬場のししとうに限っては全国の生産量のほとんどが高知でまかなっており、スーパーなどでししとうを見ればほぼ高知産であるといっても間違いではありません。ししとうは肉薄で小型の未熟果物ですが、成熟すると赤くなります。普段皆さんが食べているのは熟する前に収穫されたものなのです。見た目が獅子の頭に似ていることから、獅子唐辛子(シシトウガラシ)の名前が付き、これが略されししとうとなりました。