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香りも風味も別格の高級食材 青のり

青のりイメージ

[四万十青のり]
●旬の時期 11月~2月、4月~5月
●主な産地 四万十市
[室戸海洋深層水青のり]
●旬の時期 通年
●主な産地 室戸市

西の横綱「四万十青のり」

土佐で採れる青のりと言えば、四万十青のりを思い起こす人が多いでしょう。それに負けずとも劣らない味わいで注目を浴びるのが室戸海洋深層水青のり。どちらも豊かな自然、とりわけ清らかな水の恩恵を受けて、濃厚な香りと風味で最高級のお墨付きを頂いています。

和名はスジアオノリ。青緑色から黄緑色をしており、棒状の葉はたくさん枝分かれしています。たこ焼きやお好み焼きに振る青のりとは、一線を画した高級品。この美味しさを堪能できる食べ方は、天ぷらが一番。素材そのものが持つ美味しさ活かした料理法がお勧めです。

清流の滋味、豊かな自然の贈り物

日本最後の清流、四万十川。その河口、淡水と海水が混ざった汽水域で冬から早春にかけて自生する青のり。漁期は年2回。11月~2月までを寒のり、4月~5月を春のりと呼び、天然ものは全国の料亭などへ出荷されています。青のりは、光が届く川底の石に胞子が付着し育ちます。漁は作業がしやすい干潮時に、川漁師がノリカギという道具で掬い上げます。それを太陽と川風にさらし乾かすことで、旨みや香りもぐんと深まります。全国でも天然の青のりが採れる場所は少なく一時は四万十川のみでした。木枯らし吹く季節に、川辺で青のりがそよぐ風景は郷愁誘う冬の四万十の風物詩です。

東の大関「室戸海洋深層水青のり」

高知県の東の端、室戸の沖は「湧昇域」となっており海洋深層水の取水適地として知られています。その海辺で、胞子集塊化養殖法という方法で育てられるのが室戸海洋深層水青のり。品質や安定供給の面からも、現在かなり注目を浴びている商品です。天然の青のりは冬季にしか収穫できませんが、水温が約15度と安定した海洋深層水を使うことで通年栽培が可能となっています。 ミネラルやビタミン、カルシウム、食物繊維も豊富に含んでいます。

青のりのおすすめ料理法

● 天ぷら

青のりに天ぷら粉、冷水を混ぜ合わせた衣をからませ油で揚げる。軽く塩を振ってお召し上がりください。

● 卵焼き

溶き卵に青のりを混ぜて焼くか、薄焼きの途中に巻き込みながら焼いてください。

● サラダドレッシング

お好みのドレッシングに混ぜるだけ。磯の風味が豊かに、サラダの美味しさを引き立てます。

四万十川の青のりと青さのり

四万十川河口付近で採れる海苔は、青さのり(和名はヒトエグサ)と青のり(スジアオノリの一種)の2種類があります。青さのりは、鮮やかな緑色をしており、柔らかで香りが良く、おもに佃煮の原料となります。一方、青のりは細長い筋状のノリで、彩り鮮やかな濃青緑色から黄緑色をしており、独特の風味と香りを持ち最高級品として取引されています。また、青のり特有の香り成分(ジメチルサルファイドなど)は、紅藻(浅草ノリなど)や褐藻(ワカメや昆布など)より数十倍多く含まれています。

高知の「川産物」

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