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酒の相棒、土佐の漁師のご馳走たち 干物

干物イメージ


あんな魚も、こんな魚も干物になる

土佐の漁師にとって干物は、普段着のご馳走。近海で獲れた魚を売って、刺身で食べて、干物にしてまた食べる。「これは辛口土佐酒とともに、じっくり焼いて、ちびりと酒と飲(や)る。それが最高の時間よ」と漁師たちは語ります。その種類も多彩で、アジやウルメなどはもちろん、ニロギやメヒカリなど珍しい干物も。また、神秘の水が湧き上がる室戸海洋深層水仕立ての商品も多く、ふんわり甘みがただよい、美味しさをさらに引き立てます。

全国的にも珍重される高級品
「ウルメ」

●旬の時期 / 11月~2月
●主な産地 / 高知市、土佐市、室戸市、土佐清水市

一本ずつ釣り上げる「土佐の一本釣りうるめ」。傷が無く、品質の良いものを塩水処理し、手作業で天日干しした丸干しは、焼くと極上の甘みのある脂が身に染みて、格別の美味しさを醸し出します。沖うるめ近海で獲れた新鮮なウルメは、刺身にしても美味しく、それをあえて天日で乾燥させたものが「土佐の一本釣りうるめ」です。

目がキラリ!と光る「メヒカリ」

●旬の時期 / 10月~4月
●主な産地 / 高知市

福島県以南の海に分布し、200~400メートルの深海底に生息し、目が大きく眼球がエメラルドグリーンに輝くことが名前の由来であるメヒカリ。正式名称はアオメエソ。旬は秋~冬で、干物を焼くと脂のりもありつつ、あっさりとした後口で、身がほろりほろりと口の中でほどけていきます。

強い日差しと潮風が旨さの決め手
「ひいといぼし」

●旬の時期 / 通年
●主な産地 / 大月町、室戸市

高知ではイカの一日干しを「ひいといぼし」と言います。完全に乾燥させず半生の状態のイカを火であぶると、サクサクとした柔らかな食感から、塩味と甘みが絶妙な塩梅の旨みが楽しめます。高知の海岸線を走っていると、のろしをあげたかのように、ひらひらと風になびく「ひいといぼし」の穏やかな光景に出合うでしょう。

◎「ひいといぼし」レシピ
炭火焼き、魚焼きグリル、フライパンなどで軽く炙ってお召し上がりください。そのままでも美味しいですが、レモン汁、三杯酢、土佐酢などをかけるのもおススメです。

薄塩味ともちもちの食感
「ちりめんじゃこ(しらす干し)」

●旬の時期 / 通年
●主な産地 / 安芸市~須崎市、黒潮町

男性は一升、女性は五合の日本酒の早飲みを競う「大杯飲み干し大会」で有名などろめ祭り。 このどろめとは、イワシ類の稚魚のことで、干しあげるとちりめんじゃこ(しらす干し)になります。 高知の海岸線では、真っ白なちりめんじゃこが天日干しされている、のどかな風景に出会うことができます。

高知の「海産物」

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