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土佐の風土を受け継いだ地鶏 土佐はちきん地鶏

●主な産地 /大川村、室戸市、土佐清水市など

豊かな自然で育った
土佐はちきん地鶏

土佐はちきん地鶏は高知県で開発された新しい地鶏。高品質で味がよく、生産性の高い鶏を目指して、気の遠くなるほどの交配を重ねること5年。坂本龍馬が好んで食したというコーチン系の土佐の地鶏「大軍鶏」と「土佐九斤」をかけあわせたクキンシャモを父親に、白色プリマスロックを母親にして、ついに誕生したのが土佐はちきん地鶏です。現在、大川村や室戸市、土佐清水市で飼育。豊かな自然とこだわりのある生産者に見守られながら元気に成長しています。

高知の豊かな自然の中で育まれる

土佐はちきん地鶏の主産地である大川村は、早明浦ダムをはさむ山間にある自然に囲まれた村。離島を除いて全国一人口の少ない村として知られていますが、緑濃く空気も水も綺麗でとても気持ちのいいところ。鶏舎は標高700メートルの場所にあり、明るく広々として風通しもよく、清潔に保たれています。衛生管理を徹底し、外部から鶏舎に入るときには靴の上からビニールのカバーを履くほど。ウイルスなどの侵入を防ぐために地面はコンクリートで固めています。

1平方メートルあたり8羽というゆったりとしたスペースで平飼い。広すぎると鶏の大きさにバラつきが出るともいい、ちょうどのバランスの空間で自由にエサをついばみ、充分に運動し、ストレスなく過ごしています。土佐はちきん地鶏は、おとなしい性格なのかケンカをすることもなく、鶏舎には穏やかな時間が流れています。早朝、エサの時間で活気づくと鶏舎の一日がスタート。鶏の健康第一に安全なエサを与えるなど、スタッフの細やかな気配りと管理のもと、土佐はちきん地鶏は大事に育てられています。

引き締まった肉質、
深みのある味わい

地鶏の定義は「在来種の鶏の血が50%以上入っているもの」「平飼いで75日以上飼育していること」など。父親のクキンシャモは、土佐九斤と大軍鶏をかけ合わせた地鶏で味の良さは抜群。成長の早い白色プリマスロックを母親とし、 80~90日で雌雄平均3kgに成長し出荷できるようになります。平飼いで充分な運動をしながら過ごすので、引き締まった肉質で弾力ある噛みごたえ。また余分な脂肪がなく、旨みが凝縮されたような深みのある味わいです。

「雑味のないすっきりとした味」「骨の髄まで旨みが詰まっている」と、県内の料理人からの評価も高い土佐はちきん地鶏。ガラからは最高のスープを取ることができます。少ない脂身からも地鶏ならではの風味を醸し出します。鶏本来の味を愉しむために、タタキや塩焼きや鍋などのシンプルな料理がオススメです。

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