土佐和牛「土佐あかうし」
土佐あかうしは土佐褐毛牛ともいわれ、高知県の山間部を中心に飼育されている褐色の毛色をした牛で、年間300~400頭しか出荷されていない貴重な品種。土佐和牛「土佐あかうし」として流通しています。そのルーツは明治時代の半ばから田畑の使役牛として輸入された韓牛や九州方面から連れてこられたもの。日射しが強く急斜面の多い高知に適したこれらの牛たちが、大切に飼われていました。その後、農耕の機械化により肉用牛として改良が重ねられ、昭和19年に「褐毛和種(あかげわしゅ)」として認定されました。