高知の生産者紹介

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高知の生産者紹介

キッカケは小さな良心市から・・・ /有限会社スタジオオカムラ
はるのTERRACE
良心市から始まった地元生産者との交流 ともに課題に向き合うため、シニア野菜ソムリエへ 町内を清流・仁淀川が流れ、初夏になれば全長5kmにわたってあじさいの花が咲き誇る「あじさい街道」で人気を集める高知市春野。小林正美さんが代表取締役社長を務める「有限会社スタジオオカムラ」は、ここ春野町で昭和28年に写真館として創業しました。 平成12年、事務所の移転に伴って写真館とベーカリーカフェが併設する複合型店舗「はるのTERRACE」をオープン。その駐車場の一画から、小林さんと地元農家との交流がスタートしたのです。 「駐車場の一画に良心市(無人の野菜販売所)を作ったのが、生産者さんとの交流のきっかけでした。生産者さんと話をしていくうちに、『今、高知の農業がどういう課題に直面しているのか?』『何が必要で、これからどうしていけば良いのか?』ということと向き合うようになってきたんです」(小林さん) 小林さんは「地元のために何かをしたい」という気持ちに駆られましたが「私たちはずっと仕入れる立場だったから、野菜のことを知らない・土のことを知らない・作りのことを知らない。何かをするには知識が乏しい」と悩み...

おいしい旬の味見つけた! キラメッセ室戸「楽市」
キラメッセ室戸「楽市」
「キラメッセ室戸」は、高知県東部・室戸市にある「道の駅」。室戸方面に観光に訪れる方の休息所として大人気の場所です。捕鯨で有名な土地にふさわしく、施設内には室戸の捕鯨の歴史が一目でわかる「鯨館」や、地域の味を楽しめる食事処「鯨の郷(いさのごう)」があります。この中でもう一つ大人気のお店が「楽市」さん。室戸の大自然に育まれた新鮮な野菜、果物や鮮魚などが毎日ざくざく!観光客はもとより、地元や近隣の皆さんがこれらの品物をどんどん買いにやってきます。 おいしさを育む室戸の自然 ~ 野菜・果物のおいしさの秘密 ~ 室戸市は、海岸段丘と呼ばれる地形をしています。大昔は海底だったところが隆起してできた、水はけが良い土地。太平洋に突き出た形は黒潮(日本海流)の恩恵を受けます。高知県の中心部よりも平均気温が高く、季節を先取りした農作物の生産ができるのが特徴です。 室戸の海岸段丘。台地が海に突き出ているような地形。 室戸市の中でも「西山台地」と呼ばれる丘陵地帯には約200ヘクタールの肥沃な平地が広がっています。ここで作られている「キラポテト」には、リサイクル堆肥を使うなど、環境に配慮した農業を実践。「西山台...

天草100%だからこの食感/高知屋
土佐久礼名産 ところ天 高知屋
大正10年に現社長のおじいさん・おばあさんがリヤカーや天秤で売り歩いたのが「高知屋」のところてんの原点。 時代は平成になり、インターネットで全国の人が買えるようになった今でも、ところてんの製造方法は変わることはありません。 自然のものと手作りにこだわる3代目社長、本井康介さんにお話をうかがいました。 ゆうべはぞんがい飲んだき、今朝は二日酔い気味… そんな時にオススメなのが、久礼の「高知屋」で売りゆう 天草(テングサ)100%で作った“ところてん” 鰹とじゃこの旨みがたっぷり効いたダシでツルツル~っと流し込んだら、頭もスッキリ!(ブラ坊) 「重労働やき、やりとうなかった」 小さい頃からお母さんが作業する姿を見て育った本井さん。朝も早いし、腰も痛い。最初はこんな仕事やるもんじゃないと思っていたそうです。 会社に就職したサラリーマン時代も、手伝うのは夏の繁忙期だけ…だったハズが、お父さんが体調を崩したことで心の変化が… 会社を辞め、4年前に久礼に帰ってきた時「この久礼で、ところてんの仕事1本でやっていこう」と決心しました。 最初は「飯が食えるろうか(商売として成り立つだろうか)」と心配じゃっ...

吉平の土佐あわせしょうが
吉平(きっぺい)商店
高知県としょうが 実は、高知県はしょうが栽培の大産地。高知県では主に根しょうがが栽培されていて、高知県産の販売量は、国産しょうがの半分以上を占めるほどなんです。 また、しょうがには、胃や腸の働きを活発にし、食欲増進作用がある成分が含まれていますし、冷え症やカゼにも効果があると言われているので、これからの季節、「エアコンで体が冷える」という方にはオススメです シンプルな工程としょうがとの濃密で静かな会話 しょうが産地の高知県で、工夫ひとつで幅広く使える「吉平の土佐あわせしょうが」を作っているのが、吉平商店の吉本さんです。 同品は、上白糖以外の素材を一切加えず、しょうがそのものの風味を引き出す製法。なんと、水さえも加えていません。 作り方は、まず、保存に最適な温度と湿度が得られる洞穴で管理されたしょうがを、厚さ5ミリ程度に裁断し、生搾り。1日寝かしたしょうが汁を、砂糖とともに大釜に注ぎ、火力を調節しながら何度となく炊き、濃縮させていきます。 吉本さんいわく、「煮だつ時に出る泡はしょうがの表情。しょうがの訴えかけてくることを見て、会話しながらという感じ」とのこと。長時間釜から目を離せられない...

幻のカラーピアーマン土佐レッドを追え!/陽農園
陽農園 門脇孝行さん
こんにちは!無類のピーマン好き、くろしおくんです♪8割減農薬カラーピーマン『土佐レッド』を追い求めて高知県南国市にやってきたよ。つくるのに高い技術が必要なので、高知県内でも数人しか栽培していない、まさに幻のピーマンって感じ! 訪問先は陽(ヒカリ)農園の門脇孝行さんのハウス。ピーマンは湿度を高く保持しなくちゃいけないんですって!どうりでハウスの中がムシムシするわけだ~! 門脇さん、土佐レッドの栽培スケジュールはどうなっているんですか? 門脇 通常は8月頃に種まき、9月頃に苗を植えて、12月~8月頃まで収穫できるようになっていますよ。今、別のハウスでは、今年の3月に植えているものがあって、6~11月まで収穫できるようになっています。年中皆さんに届けられるようにしていますよ。 9月に植えたものは、まだ色は緑色が強く青ピーマンに似ています。 「土佐レッド」にはどんな特徴があるんですか? 門脇 まず、食味がいいことが特徴ですね。高い糖度とほどよい酸味、皮が薄く生で食べると「パリパリ」という食感です。フルーツのようなピーマンと言っていますが、苦みがないので子どもさんでも気にせず食べられます。過去に...

ゑびすのぼうしパン
さくらベーカリー
ご好評を受けて、今月はぼうしパン特集第2弾。無添加、天然酵母、国産小麦など、安全でおいしいパンを追求し続ける「さくらベーカリー」さんを紹介します。 ただいま、新商品「ぼうしパン」がアンテナショップで大人気。パンといっても実はお菓子ですが、とことん材料にこだわっています。※画像加工により、写真は実際よりも丸くなっています。 さくらベーカリーのこだわり材料 「添加物を使わない。安全でおいしいということ。」これが、さくらベーカリーさんのパンづくりのコンセプトです。 創業して10年。このコンセプトで、材料にこだわり続けてパンづくりをやってこられたそうです。 店内には写真のようなお知らせがありました。「アレルギーで、卵や乳製品がダメという方がいらっしゃいますので。」 とのことで、こういった心遣いもさくらベーカリーさんのコンセプトの通りですね。 さくらベーカリーさんが普段から使っている材料は、北海道産の小麦。マーガリンは使わず、生乳を原料とした四つ葉バターでこちらも北海道産。 砂糖は精製度の低い種子島粗糖やハチミツ。卵はPHF卵。また、パン酵母はイースト菌ではなく、天然酵母なので味わい深い美...

吉祥寺高知屋・自由が丘高知屋プレゼンツ「人気の直販所」/JA伊野
高知県伊野町 JA伊野町直販部
吉祥寺高知屋では毎週水・金曜日に産地から直接入荷しています。 旬と新鮮さと安全をモットーに、その日収穫した野菜は次の日には店頭に並べており、お客様には大変喜ばれています。 商品すべてに生産者名シールがありますので、ご購入の際には是非ともご意見をお寄せ下さい。(吉祥寺高知屋 中原マネージャー) みなさん!お野菜モリモリ食べてますか!?くろしおくんは、高知のお野菜大好き!今回は、吉祥寺高知屋さんで大・大・大人気のお野菜の産地を訪ねてきたよ。 店頭にどっさり積まれているお野菜をつくっていたのは、この道○十年のベテラン揃いの「伊野町農協直販部」のみなさんでした! 高知県下に直販所はいっぱいあるんだけど、なんと!伊野町の直販所は「売り切れゴメン続出」の県下でも絶大な地元の支持を集めている直販所なんですよ! そして、栽培されて首都圏に出荷しているお野菜は全部でなんと・・・ 軟弱野菜、白菜、キャベツ、ジャガイモ、サツマイモ、サトイモ、干しダイコン、東山、つくねいも、ごぼう、生姜、ねぎ、トマト、ナス、長ナス、キュウリ、かぼちゃ、ゴーヤ、シシトウ、オクラ、ニンニクいも、ピーマン、インゲン、たまねぎ、ニン...

育て方も味も、自分たちのこだわりを信じて/四万十うなぎ-大前達也さん
四万十うなぎ株式会社
あまり知られてはいませんが、高知県ではうなぎの養殖業が盛んに行われています。その中で、養殖だけにとどまらず多彩なオリジナル商品の加工・販売も手がけ、急成長を遂げているのが「四万十うなぎ株式会社」。 困難を乗り越え、こだわりとチャレンジ精神を抱き続ける二代目・大前達也さんにお話をうかがいました。 清流・四万十川の恵みを、自然のチカラで大切に育て上げる 同社のうなぎは、四万十川で獲れた稚魚を養殖したもの。天然ものにも引けをとらない味わい、香り、食感が人気を集める理由です。 しかし、このおいしさに育て上げるまでには、毎日地道に積み重ねていく努力が必要と大前さんは言います。 「うなぎを育てていくうえで大事なことは給餌。朝、池を一つ一つまわってうなぎに『今日はどうぜ?』と聞いちゃるんです。そうしたらうなぎがこっちをじーっと見ながら、『今日はあんまりいらんぜ』とか『今日はうんと腹減っちゅう!』と言うてくる。それをきちんと感じとっちゃらんといかん」 長年、うなぎと向き合ってきた職人にしか分からないものがそこにあるようです。そして、その餌そのものにも同社ならではのこだわりがありました。 アジなどを使っ...

地元の食材にこだわった製品づくり
道の駅 あぐり窪川
窪川町は、大正町、十和村と合併して、2006年に四万十町となりました。その四万十町窪川の国道56号線沿いに、「道の駅 あぐり窪川 」があります。喫茶やレストランと共に地元の食材を活かした商品や農林水産物の販売が行われています。 あぐり窪川で特に人気のある豚まんと、めずらしい大豆あんまんについて、副支配人の小原利広さんにお話をうかがいました。 とてもジューシーでおいしい豚まんと珍しい大豆あんまん。 大手メーカーには真似ができない素材の良さがはっきりと分かります。 豚まんにナンプラー(魚醤)を振りかけて食べるのが裏ワザです!(吉祥寺高知屋 児玉店長) 厳選された素材を使う 窪川ポークのひき肉 農業や畜産が盛んな窪川は、さまざまな食材に恵まれています。特に養豚は飼養戸数、頭数共に県内第1位で「窪川ポーク」としてブランドが知られています。豚さんの健康を考えて、JAしまんとが指定配合した飼料を与えて育てています。特に麦を入れることで肉質が良くなりうま味が出るそう。 一方、水稲からの転作で地域が一体となって取り組んでいるのが「大豆」の栽培です。清流四万十川の恵みを受け、化学肥料を使わずに町内で生産...

ぼっちりシェイク
有限会社海工房
高知の海岸線は東西700㎞以上。並行して走る国道56号を、土佐湾を眺めながらひたすら西へ。「塩の道」と言ってもいいほど、湾に面する浜では、湾の海水を原料に、自然の力を利用した塩づくりが盛んです。 高知市から車で2時間と少しの幡多郡大方町。海と山が背中合わせの地形は、まさに高知の縮図。今月は、大方町で天日・手もみで時間をかけてつくる塩や、にがりを素にした入浴剤等をつくっている、「海工房(かいこうぼう)」さんをご紹介します。 最近塩ブームだけど… 海工房さんの塩をご紹介する前に・・・。「塩」って一口に言っても、本当にいろんな商品があって、「どれがいい塩なんだろう?」って思いませんか?「自然塩」とか「天然塩」などの言葉もよく見かけますよね。でも、これらの言葉は、それぞれの塩の特長を独自にネーミングしているもので、共通のルールはなく、意味もまちまちなのです。 だから、どんな塩かを知るためには、表示よりも、内容を知ることが一番。次の3つのポイントを押さえて、塩を選んでみてください。 産地:どこで作られた塩か(国産か外国産か)。輸入塩を国内で加工してつくる塩もあります。 原料:海水、岩塩、塩湖水な...