平岡ゆず園
平岡ゆず園
約3年前に無農薬栽培を決意
10月頃には黄色く色づく
平岡さんは、ゆずを作って25年。平岡家では、平岡さんのひい爺さんの頃からゆずを栽培してきました。ゆず果汁は最近になって作りはじめたものです。
ゆず玉をメインで作っている頃は、病気や害虫からゆず玉を守り、見た目の良い玉を作るために農薬を使っていましたが、 体に異常をきたしたこともあり、約3年前から農薬を使わない栽培方法に変えるようになりました。
しかし、無農薬栽培に取り組むというのはそうそう簡単なことではなかったのです。 農薬を使わないと決めた当初、害虫や病気のせいで木がどんどん枯れていき、「畑に入るのが恐ろしいくらい」悲惨な状況を見守るしかなかったのです。
蝶やらトンボやらが増えたねぇ。
その代わり、無農薬で、元気な柚子の木をつくりあげるための工夫をしてきました。それが結果的に、他の誰もやっていない栽培方法になりました。 木・葉・実の性質の変化が目に見えてわかるようになり、あたりを飛び回る蝶やトンボが増え、カブトムシも集まってくるようになりました。
特にこだわっているのが土に直接関係してくる肥料。 化学肥料は使わず、米ぬか、もみがら、鶏糞・牛糞、木材チップ、柚子の皮を独自の割合で配合し、それを発酵させた肥料を使うのです。
また、通常は木の植え替えなどはしないのですが、「幹腐れ病」というやっかいな病気に無農薬で対応するために、木の植え替えに取り組み、今後は10年毎に植え替えていくことにしています。
有機農産物としての認定を目指す
これらの成果もあり、平岡農園では、高知県の無農薬認証を取得するまでになり、今後は、有機農産物としての認定(JAS規格)を目指しています。
「実生ゆず」は香りが格段に違う
平岡ゆず園では、無農薬ゆずを搾った果汁とは別に、「実生ゆず果汁」も生産しています。 「実生ゆず」は樹齢が200年にもなるものもある非常に貴重な枯木から採取されます。接木ゆずと比べて、香りが格段に良く、ゆず本来の香りであるといいます。
平岡ゆず園のゆず果汁は、コウチ・マーケットのみの販売となります。
店長のコメント: ゆず製品については、複数の農園からの物をブレンドして出荷しているところも多い中、平岡ゆず園の果汁はそこだけのゆずで絞ったもの。柚子栽培についても熱心で正直な姿勢がその商品にも反映されていると感じられます。 | |||
価格表 | 100ml | 300ml | 900ml |
ゆず果汁 | 420円 | 945円 | 1,995円 |
実生ゆず果汁 | 580円 | 1,155円 | - |
生産者情報

平岡ゆず園
- 住所: