高知の生産者紹介

(有)さめうらフーズ 高石宣夫

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ゆず香るぽん酢 (有)さめうらフーズ-土佐の生産者

(有)さめうらフーズ 高石宣夫

れいほく産の実生ゆずだけ ゆず香るぽん酢/さめうらフーズ

土佐のいい物・おいしい物発見コンクール今回ご紹介する「ゆず香るぽん酢」は、主婦100人の人気投票などの結果、平成17年度「土佐のいい物・おいしい物発見コンクール」で優秀賞を受賞した逸品です。さめうらフーズのある高知県本山町は、徳島県へと流れる四国三郎・吉野川の源流域にあたる高知県嶺北(れいほく)地域にあります。100年を超えるゆずの枯木が多く残る、昔からのゆずの産地です。
今回は、社長の高石宣夫さんに「ゆず香るぽん酢」についてお話を伺いました。

アイス屋さんが調味料を?

さめうらフーズのホームページを見ると「昔ながらの手づくりアイスクリームとゆずポン酢をつくっています。」という不思議なフレーズが。えっっ?調味料で受賞なのに手作りアイスも?と思いましたが、こんな秘密がありました。

高石社長)
戦前は、自家乳牛から搾った牛乳を販売する牛乳屋を営んでいたんですよ。戦後になり、アイスキャンデーの製造・販売を行うようになり、私が9年前に先代の跡を継ぎました。地場産素材を使ったアイスクリーム製造が基本ですが、冬場にも製造できる地域産品ということで始めたのが、ゆず果汁を使った調味料や飲料でした。アイスクリームの製造に使う設備が応用できますしね。

「ゆず香るぽん酢」のこだわり

ゆず香るぽん酢

「ゆず香るぽん酢」のこだわりは、ゆず玉の良さ、ゆず玉の加工の仕方、低温熟成にあるようです。

―――れいほく地域はゆずの産地だそうですが、どんなゆず玉を使っているのですか?また、作る上でのポイントはどんなことですか?

ハウスと房高石社長)
ゆず玉は、地域の農家と契約栽培をしているもので、接ぎ木をしていない枯木から採取される「実生ゆず」を使用しています。一般のゆずとは香りが格段に違いますね。
ちょっと贅沢なゆずの使い方ですが、機械を使わずに1個1個ていねいに人が加減をしながら搾っています。機械を使うと、搾り加減が調整できず、ゆずの"えぐみ"も加わってしまうからです。油汁が多く出ているのは、きちんとゆず果汁を使用しているからですね。

―――低温熟成をする理由は何ですか?

高石社長)
ゆずぽん酢として完成させる前に、本醸造醤油を低温で3ヶ月間ほど熟成させます。まろやかさが出るのにそれくらいの時間がかかってしまいます。

―――ぽん酢の味はどうやって決めたのですか?

ハウスと房高石社長)
余分なものを入れずに、高級でも本物のゆずぽん酢を作ってみたかったという思いがありました。以前から料理はしていますが、調味料を作るまではしたことはありませんでした。
味は私の好みで、全くの自己流です。というのは、市販のゆずポン酢をいろいろと試して、味の特徴を調べましたが、万人好みの味にするのは難しいと感じて、結局、自分の好きな味にしました。それがコンクールで皆さんに選ばれたことは嬉しいですね。

「ゆず香るぽん酢」を試すなら

「ゆず香るぽん酢」は高知県アンテナショップ全店で取り扱っています。また、さめうらフーズさんのアイスや他のゆず調味料、ゆず飲料を試してみたい方はホームページを覗いてみてくださいね。

もっと詳しく知りたい方はさめうらフーズのサイトへ

生産者情報

(有)さめうらフーズ 高石宣夫

  • 住所:〒781-3601 長岡郡本山町本山476
  • 電話:0887-76-2148

http://www.sameurafoods.jp/index.html

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