高知の生産者紹介

仁井田郷米クラブ (販売代行:株式会社ベルエポック EC事業部)

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稲作農家グループ/仁井田郷米クラブ

仁井田郷米クラブ (販売代行:株式会社ベルエポック EC事業部)

稲作農家グループ/仁井田郷米クラブ

全国の名だたるお米コンクールを席巻している稲作農家グループが高知にいるのをご存じですか?彼らの名は「仁井田郷米クラブ」。高知を代表する米どころ・四万十町窪川でお米を育てている5人のエコファーマー達です。

仁井田郷のお米、それは稲作農家たちのロマン!

土佐の生産者紹介「仁井田郷米クラブ」清流・四万十川が流れる四万十町窪川。その平野部に位置する仁井田は、昼間は気温が高く、夜になると急激に寒くなるという温度差があり、さらに日照時間も長いことから、おいしいお米が育つ地域として高知県内で名を馳せています。しかし、その知名度は全国的にみるとまだまだこれから。そこで立ち上がったのが5人の稲作農家で結成された「仁井田郷米クラブ」です。「仁井田で育ったお米をブランド化し、四万十町窪川から全国へ向けて発信しようというのが私たちの目的。美味しさはもちろん、付加価値もプラスするために、日々様々な研究を行っております」

土佐の生産者紹介「仁井田郷米クラブ」そう教えて下さったのはリーダーの下元さん。手に持つ分厚いファイルには、土壌の分析データや肥料に関する資料など『研究』と呼ぶにふさわしい書類がぎっしり。下元さんによると、お米は作る年によって美味しさにばらつきが生じるそうで「毎年同じ美味しさのお米を作ることが、この研究の目的の一つ」なんだとか。研究の成果が実り、国内のお米コンテストの最高峰ともいわれる「あなたが選ぶ日本のおいしい米コンテスト」で2年連続で優秀賞(3位)を受賞する快挙も成し遂げました!
受賞により全国各地から視察団が訪れるそうですが、「こんなにも研究をしているなんて・・・!」と、やはり驚かれるそうです。しかし、下元さん達は「米作りはロマン。楽しみながらやりゆうよ」と笑顔。メンバー全員のお米にかける思いは、揺るぎないもののようです。

正々堂々と!エコファーマーが取り組む安心安全な米づくり

土佐の生産者紹介「仁井田郷米クラブ」仁井田郷米クラブが積み重ねてきた研究の中で、もう一つの大きなテーマとなっているのが「安心・安全な米作り」。というのも、メンバー全員が農林水産省から認定を受けたエコファーマーなんです。環境に優しい米作りは、食べて安全なお米にもつながると、メンバーはさまざまな角度から挑戦を続けています。
その一つとなるのが肥料。「一発肥」と呼ばれる肥料は、浮き出た殻が田んぼから川、そして海へ流れていくため、環境問題になっています。そこでメンバーは独自に研究を重ねて、殻が浮かない、環境にも良い肥料を開発することに成功!しかも、その肥料の売り上げの一部は寄付され、四万十川の保全活動に役立てられているのだそうです。

「美味しいお米が作れるのは、ここ(四万十町)の素晴らしい環境のおかげ。私達がお米を作ることで、地元を流れる四万十川の美しさを守っていければ」と、下元さんは自然豊かな景色を眺めながら優しい表情で語ります。そして、もう一つ、現在進行中の取り組みについても教えてくださいました。

「お米の種は、病気になってはいけないからと消毒する場合が多いのですが、私達は種からエコで育てようと取り組んでいます。消毒薬は一切使わない。非常に難しい取り組みですが、安全なお米を皆さんにお届けするためにがんばっています!」

エコ農法の先進国であるインドから無農薬農法に使える薬草を分けてもらうなど、その取り組みはワールドワイドに展開。また、メンバー達の田んぼには看板を掲げ、そこには与える肥料の種類、量、日付までも明記しています。「誰にいつ見に来てもろうてもかまん。私達は正々堂々と米作りをしゆうきね。」そう語る表情には、エコファーマーとしての自信と誇りが満ち溢れていました。

仁井田郷米クラブおすすめの食べ方とは?

「こんなお米、初めて食べた!」と食べた人から手紙が届くほど美味しい仁井田郷米クラブのお米。食味が高く、香りも豊か。そして、食感とのどごしも良いと評判です!メンバーが一押しする食べ方は、やはり炊きたてをすぐに食べることですが、さらに『冷めても美味しい』のも特長なんだそう。

土佐の生産者紹介「仁井田郷米クラブ」「お弁当に入った冷めたご飯。美味しくないき、お茶漬けにして流し込む人がおるけんど、仁井田郷のお米は美味しくてあっという間に全部完食できると言うてもらえる。それに、冷凍してからレンジでチンしても美味しさは変わらん」

お弁当で美味しいご飯を食べてほしいと願うお母さん方には、本当に嬉しいお米ですね!

窪川・仁井田を米の一大ブランドに!
勝負は一年に一度だけ

土佐の生産者紹介「仁井田郷米クラブ」品質を重視して栽培しているがゆえに収穫量が少ないという課題を抱えていますが、これから安心安全な農法を確立して、新しいメンバーを増やしていきたいのだそう。そして、「あそこ(窪川)の米やったら、絶対に大丈夫!と言われるような地域にしていきたい」と大きな目標を掲げています。

「お米作りは一年に一回だけ。だから毎年きちんと作りたい。『家族の笑顔が見たいから』という私達の出発点を忘れないよう、これからもまい進していきます」

仁井田郷米クラブのお米が一粒一粒輝いているのは、メンバーの熱い気持ちがこもっているからかもしれませんね。

生産者情報

仁井田郷米クラブ (販売代行:株式会社ベルエポック EC事業部)

  • 住所:高知県高知市追手筋1丁目3番1号F
  • 電話:088-824-4758

http://www.moritokuzo.com/glazia/niidago/