高知の伝統工芸品。土佐珊瑚・土佐打刃物・土佐和紙・木材
その他 2017.04.01
今に息づく 土佐の技
土佐の伝統工芸品を支えているのは、匠たちの技です。優れた自然素材を巧みな技で仕上げ、県内外で、世界で、高い評価を得ています。先人たちが培ってきた匠の技は、脈々と受け継がれ、さらには、新しい創意、工夫も加えられ、高知を代表する特産品として多くの人に愛されています。
恵まれた自然素材
高知の伝統工芸の数々は、豊かな自然と風土とともに育まれてきました。清流と豊富な原料に恵まれ、1000年以上前から受け継がれてきた「土佐和紙」。温暖多雨な気候が生み出した「杉材」などの木材。それに伴い、山林伐採に必要な「土佐打刃物」も発展してきました。
高知の海は宝の海
世界一の生産高を誇る高知の「珊瑚加工品」。中でも土佐沖で採れる「赤サンゴ」は、世界で最も品質が良く、価格も高いと言われています。他にも、里謡『お月さん桃色』に歌われる「桃珊瑚」や「白珊瑚」、「ほんぼけ」などさまざまな種類の珊瑚があり、宝石などに加工されています。