アールスメロン。とろけるようの食感と甘さにうっとり
アールスメロンはメロン界の王様!
数あるフルーツの中でもスターとして輝きを放つメロン。多種多様の品種がある中で、『最高級』と言われているのがアールスフェボリット種の仲間である「アールスメロン」です。このアールスメロンは高温多日照を好むため、温暖な高知県の環境と相性が良く、高知県の出荷量は日本トップクラス!そして、ジューシーな果肉からとろけるような香りと甘さが広がり、おいしさもトップクラスです!!
産品の旬 | 通年 |
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主な産地 | 高知市、南国市、土佐市、香南市など |
キレイな網目は努力の証
アールスメロンの特徴といえば、果実を覆う美しい網目です。アールスメロンは表皮よりも内側の果肉の生育が早くすすむため、果肉から圧力がかかり表皮にヒビが入ります。網目はそこから割れるのを防ぐために果汁が染み出して修復した跡なのだとか。栽培時の水、温度、湿度の管理がしっかりと行われると、プックリと盛り上がった美しい網目が入ります。高知のアールスメロンがおいしく、そして、見た目も美しいのは農家さん達の絶え間ない努力の証なのです。
おいしい食べ頃の見分け方
フルーツの中でも特別な存在感を持つアールスメロン。食べる時には一番おいしい状態を見極めたいものです。その方法の一つとして挙げられるのが、果肉を押す方法。果実の中程を軽く押して、ほんの少し弾力を感じるようになったら食べ頃と言われています。もう一つの見極め方法は、ツルの枯れ具合。ツル全体が青々としているときは、まだ早すぎ。横にのびる長いツルは枯れながら、果肉と繋がる短いツルの下部に緑が残っている状態が食べ頃! そのままを味わうのはもちろん、アイスクリームをトッピングしたり、輪切りにした中央にお酒を入れるなどアレンジして楽しむのも贅沢です。
「マスクメロン」のマスクって?
アールスメロンは、一般的に「マスクメロン」と呼ばれています。この「マスク」という言葉はどこから来ているのと思いますか? 果実を覆う網目からマスク(mask=仮面)を連想する方も多いと思いますが、実は香水でもお馴染みの「ムスク(musk)」のような甘い香りを持つことからこの名が付いたのだそう。たしかにあの甘い香りはメロンメロンになりますよね!