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創業75年。手づみにこだわり 岡林製茶のきし豆入り土佐番茶

岡林製茶

ごくごく飲むにはやっぱりこれ! きし豆入り土佐番茶/岡林製茶

「きし豆」って?

きし豆茶これがきし豆茶。カワラケツメイを適当な長さに裁断して乾燥させたもの。学名は
Cassia mimosoides L. var Nomame Makino。
さすが同町出身、牧野富太郎博士のお膝元!

お茶の種類は、製法、原材料によっていろいろあるもの。チャノキからつくられるお茶でも種類は様々ですが、それ以外の植物を原材料にした茶外茶の種類も豊富です。

きし豆とはマメ科の植物「カワラケツメイ」(河原決明)のこと。別名、ネム茶、濱茶、弘法茶・・・と呼ばれるように、茎葉を摘んでお茶にして飲まれてきました。これは高知県だけではない習慣。

「佐川町では、きし豆を大規模につくっている人はいないでしょうね。自家用につくっている人が余った分を直販所で売っている程度でしょうか」と岡林製茶のご主人、岡林光治さんは語ります。佐川町で、いつから飲む習慣があったものかは分からないそうですが、お茶が高級品だった時代から、その代用品として飲み続けられてきた味です。

きし豆入り土佐番茶ができるまで

きし豆は、そのものだけでもお茶として飲まれてきましたが、いつ頃から番茶と混ぜるようになったのかは定かではありません。「今の製法から考えると、機械製茶が始まった明治30年頃から後としか考えられない」そうです。

農家の庭先でつくる、【茶葉を煎る】→【むしろの上で揉む】→【天日で乾かす】という製法「黒製」のお茶が、高知県ではいまだに人気があり、番茶と呼ばれています。一方、1738年に京都宇治の永谷宗円氏によって「青製」のお茶が考案されました。
展茶(抹茶の原料)の製法を応用したもので、茶葉を蒸した後、熱源を使って乾燥させるため、製品が緑色をしています。この製法が各地に伝わり、現在の機械を使った煎茶の製造法の基本となっています。

岡林製茶で製造する番茶は「青製」の方法に準じてつくられています。茶葉内の水分を外へ出しやすくするために、叩く、揉む、転がすといった加工を行います。加工中は茶葉の温度を、人肌程度に保つのが秘訣。
【1.蒸し機】→【2.粗揉機(茶葉を叩く)】→【3.揉捻機(もむ)】→【4.中揉機(ころがす)】→【5.乾燥機】を通って番茶ができ上がります。土佐番茶ができるまで

手づみにこだわった自園自製のお茶

茶畑佐川町内には100軒以上のお茶農家がありますが、そのなかでも自家の製茶工場があるのはごくわずか。岡林製茶は創業75年、光治さんで3代目。創業当時に実蒔きした在来種の茶畑を大切に手入れして、その製品を「峠の茶」と名付けて販売しています。また、今では珍しくなった新茶の手づみを頑なに続けています。収穫最盛期には10人ほどで作業を進めますが、日頃の茶畑の手入れはご主人1人でこなしています。

茶畑2.5haの茶畑を毎日コツコツと手入れしています。番茶の収穫が終わった秋から冬にかけては、堆肥の準備や冬支度など、来年の新茶づくりに向けて忙しい日々を過ごしています。
製茶工場は、先代から引き継いだ土壁づくりの建物。「建物の構造上、大きな新しい製茶機械が入りませんが、今あるものを少しずつ改良して使っています」と岡林さん。その他、チャノキの霜害を防ぐ坊霜ファンの設置を、自園周辺のお茶農家に呼びかけるなど、生産量・品質の向上を日々進めています。

最新の技術を取り入れながらも、昔ながらの手づみと、昔懐かしい加工場でつくられるお茶は、心も体も温めてくれます。

お茶してみない?

茶畑今、健康茶として飲まれる“きし豆茶”。民間療法ではいくつかの薬効があるようですが、岡林さんによると「体感的に感じるのは利尿作用」とのこと。ただ、純粋なきし豆茶を大量に飲むと、体質によっては腹痛や下痢を起こすようです。
「きし豆入り土佐番茶」は、きし豆のいい風味と薬効を少し取り入れた、ソフトなお茶です。岡林さんも茶畑の手入れ作業の休憩時には、愛飲してるそうです。ごくごく飲めて、夏にのどが渇いた時はとても重宝するそうです。

美味しく飲むためのポイントは、急須などに入れた茶葉を、沸騰したお湯でいれること。薬効を期待する場合は別ですが、やかんでグラグラ煮るより、香り・味ともにこのお茶本来の風味をたのしめます。作り置きをしておいても、苦みが出ないのがうれしいですね。オススメのお茶うけは、駄菓子です。その他、焼酎を割るのもオススメ!

「きし豆入り土佐番茶」は、高知県アンテナショップ全店で販売中!! また、佐川町農協・JAコスモスはちきんの店でもご購入できます。もちろん岡林製茶でも販売しています。

生産者情報

岡林製茶

  • 住所:
  • 電話:0889-22-9103
  • メールアドレス:

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