高知の果物の王様「文旦」
目を見張るほど大きな果実。お日様のようなあたたかな色合い。ほのかに漂う独特のさわやかな香り。一粒食べると、 プリプリっとした小さな実がはじけて、果汁がジュワーッと口いっぱいに広がります。全国一の出荷量を誇る土佐の文旦。 高知を代表する果物で、露地栽培とハウス栽培の「土佐文旦」と、ハウス栽培で糖度が高く上品な甘さの「水晶文旦」とがあります。冬の高知の暖かい日差しに育まれ、一粒一粒がまるで宝石のような輝きを放っています。高知では秋の「水晶文旦」から始まり、春の露地物の「土佐文旦」の時期まで、青果店などに並びます。家庭用として、贈り物用として親しまれている果物です。