カラフルな見た目も人気
「長太郎貝」
●旬の時期 / 春~夏
●主な産地 / 香南市、中土佐町、黒潮町、土佐清水市
ホタテ貝の仲間で一般的には「緋扇貝(ひおうぎがい)」と呼ばれていますが、高知では「長太郎貝」という呼び名で親しまれています。その由来はこの貝を見つけた漁師さんの名前「長太郎」にちなんでいるのだとか。海からあがったばかりの長太郎貝は、表面に海草や別の貝がくっついていますが、それらを取り除くととても綺麗いな色が現れます。しかも一色だけではなくオレンジ、赤、紫ととってもカラフル!自然とこんな色になるなんて不思議ですね。
そして、見た目だけではありません。お刺身にして食べると貝柱はコリコリとした心地良い食感があり、とろけるような甘みを楽しませてくれます。シンプルに醤油をたらして網焼きにしても、旨みがギュッと凝縮されて美味。他にも、マヨネーズやホワイトソースとあわせてオーブン焼きにし、洋風に味わってみるのもおススメです。