ナス。つやつやお肌と万能性が自慢です!
野菜・果物イチオシ 2017.04.01
「ナス」ってどんな野菜?
つやつやと光る紫色のお肌と、ふんわり柔らかな白い果肉。和洋中どんな味つけにも相性が良く、主役にしても脇役にしてもおいしい「ナス」は、野菜室にあると便利な万能野菜です。
その原産地はインド。日本には中国から伝来しており、奈良時代に書かれた書物「東大寺正倉院文書」にもその名前が確認されています。すごく歴史のある野菜なのです!
産品の旬 | 通年 |
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主な産地 | 安芸市、芸西村、安田町、香南市、 室戸市、田野町、高知市、奈半利町、 四万十市、南国市、大月町、梼原町、 土佐清水市、本山町、土佐町 |
種類もあれこれ!高知のナス
高知県は温暖な気候を生かした促成栽培が盛んで、ほぼ通年ナスが収穫されています。特に、ハウス栽培で11月から6月に収穫される「冬春ナス」の生産量は日本一!
また、栽培されているナスの種類もさまざまです。最も生産量が多いのはその名も「竜馬」、形が大きく味は濃厚な米ナス、コロンとかわいい小ナス、さらに高知県で品種改良された「土佐鷹」というオリジナルも!
それぞれのナスの特徴を生かして、料理に使ってみるとさらにナスのおいしさが引き立ちますよ。
高知流なすの食べ方はいかが?
クセのない味で幅広い料理に使えるナス。高知ではより多彩なアレンジで親しまれています。
もっともポピュラーなのが、カツオならぬ「ナスのタタキ」!竹串が通るくらいに蒸し、冷めたら水分をとってスライス。その上に大葉やしょうが、みょうがなどの薬味をのせて、ポン酢をかけていただきます。お酒のおともにぴったりの味わいです。また、蒸す代わりに素揚げにしてもおいしいです。ぜひお試しを。
ナスの栄養って?
ナスのほとんどは水分で栄養価が低いイメージがありますが、皮にも実にも「ポリフェノール」が含まれているそうです。
ちなみに、ナスの濃い紫色はアントシアニン系の色素・ナスニンによるものなんだとか。
なすだけにナスニン…覚えやすいですね!